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プロジェクトとデザイン力

優秀な人材と聞いて最初に思い受かべる能力と言えば、やはりロジカルシンキングでしょうが、ロジカルシンキングだけではビジネスの世界で勝ち抜くことはできません。リーダーに求められるのは、デザイン力とも言うべき能力です。現代は情報過多の時代であり、フェイクニュースが飛び交い、情報が錯綜しています。社会構造は複雑化の一途を辿っており、構成員である我々は漠とした不安を抱えています。

産業界に期待するものは、この不安を解消してくれるような革新的なアイデア、サービスの提供であることは間違いありません。裏を返せば、企業はその革新的なアイデアが生み出されるような環境を、常に社内に作る必要があるのです。特に採用する人材の選定には慎重を期さなければなりません。応募者のデザイン力を問うために、様々な選考方法を用います。選ばれた社員は入社後も、引き続き新鮮なアイデアを捻り出し、そこから仮説を立てて検証することが求められます。彼らはロジカルシンキングは当然のように実装していますから、エビデンスをベースにして積み上げる作業もこなします。

企業が求めるのはその先のレベルであり、例えばソフトウェア開発であれば、仕様を決めて開発するウォーターフォール式はもちろんのこと、試行錯誤のアジャイル開発をも期待されるのです。中小企業であれば、ここまでのレベルに達しているところは少ないかもしれません。

しかし論理力だけに頼ろうとする企業には間違いなく未来がありません。自社の規模は小さいからそこまで考えられないと縮こまるのではなく、小さいなりに哲学と美学を持つようにしましょう。

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